第141号2021年10月
- isien1
- 2021年10月1日
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秋彼岸も終え、我が里では稲刈り真っ盛りです。乾いた稲の香りを乗せて吹く風がなんとも心地いい季節です。
稲作の苦労を知らない私が、この時季に毎年勝手に思うことがあります。…農家は春の種まきから始まり天候を心配しながら半年も掛けて大事に育てた稲を、待ちに待った歓喜での稲刈り作業だと思いますが…あっという間に刈り取られてしまう現代の稲刈りはなにか味気ないなア…なんて金色から茶色になった田圃を観ながら思うのです。
先日の新聞で若者の就農者が「従業員を雇えるような農業が目標」という頼もしい記事がありました。機械を操り、かっこいい高収入な農業!明るい未来ある農業!いいですね。
私達、石材業者も同じ思いです。それこそ地味な人力作業が多い仕事で、後継者が育たず見通しは明るくない業種だと思います。 そんな自分たちは、お客様の感謝の言葉が何よりの原動力であり持続力の源なのです。『毎日コツコツと』…当店のモットーです!

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