第173号 2024年6月 田圃に使う水不足が心配されています。雨は有り難いのですが、台風で災害が 心配される季節になりました。
- isien1
- 2024年6月5日
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先日テレビ番組で戦国時代に石積み集団として名を馳せた穴太衆(あのうしゅう)の技を継ぐ大津市坂本の粟田建設の社長の言葉が印象的でした。「技術をつないで職人を育てていきたいがその機会が激減している・・・」と。継承して残していきたいと思っても仕事がなければ職人は育てられませんからね・・・!
石積みの技に「野面積」「割石積」などがありますが、地震や豪雨への備えを考えたとき「野面積」
が最も耐久性に優れているとされています。景観的にも優れ再利用が可能な自然石は現代の環境
を守るSDGS活動にもぴったりの素材だと思います。新起業者への公的援助はよく耳にしますが、世界的にも認められている日本の伝統的な石職人の仕事にも、もう少し補助なり仕事が欲しいものだと思うこの頃です。

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